言語化トレーニングとは

言語化力は、話し方のうまさではありません。考えを取り出し、要点をつかみ、組み立て、相手に合わせて伝えるまでの一連の力です。このサイトでは、その力をVASEメソッドの4つの力に分けて鍛えます。

講師がホワイトボードの前で説明し、受講者3人がノートに書き込んでいる研修の様子

言語化力は、鍛えられるスキルです

報告が伝わらない。会議で発言できない。AIに頼んでも、思った答えが返ってこない。こうした悩みの多くは、話し方の問題ではなく、言葉にする前の段階でつまずいていることから起きています。

人間力教育センターは、30年以上にわたり延べ3万人を超える受講者の「伝える力」「聞き出す力」「考えを整理する力」を見てきました。そこで見えてきたのは、言語化は生まれつきのセンスではなく、段階を踏めば身につけられるスキルだということです。

VASEメソッドの4つの力

VASEメソッドは、思考を言葉に変えるプロセスを4つの力に分けて体系化した、人間力教育センター独自のメソッドです。どの段階でつまずいているかがわかれば、鍛えるべきところもはっきりします。

V:可視化する力(Visualize)

考え、感情、状況、情報を言葉や図解などで外に出し、見える状態にする力。曖昧なものを取り出し、整理の出発点をつくります。

  • 観点:思いを取り出す力/言葉にする力/図解・フレームワーク活用力/書き出すことへの抵抗のなさ

A:抽象化する力(Abstract)

複数の情報や出来事から、本質、要点、共通点を見つける力。「つまり何が重要なのか」を捉えます。

  • 観点:要点を抽出する力/共通点を見つける力/分類・整理する力/背景を読み取る力

S:構造化する力(Structure)

情報や考えを、論理的な順序や関係性に沿って組み立てる力。相手に理解される伝え方の土台になります。

  • 観点:論点を明確にする力/順序立てる力/関係を示す力/話を絞る力

E:表現する力(Express)

相手や状況に合わせ、言葉、語彙、トーン、伝え方を調整する力。相手の納得感を高めます。

  • 観点:言い換える力/補う力/伝え方を選ぶ力/書き分ける力

AI時代にこそ、言語化力が差になります

AIは、頼まれたことにはすぐに答えを返します。けれども、何を頼むかを決めるのも、返ってきた答えを自分の判断として伝えるのも、人の仕事です。

目的や前提を言葉にできないままでは、AIへの依頼も、部下への指示も、同じようにずれていきます。このサイトのトレーニングは、職場の場面に加えて、AIに仕事を頼む場面でも使える内容にしています。

このサイトの使い方

  1. 言語化力セルフチェックで、4つの力のバランスを確かめる
  2. 4つの力のトレーニングで、伸ばしたい力の演習に取り組む
  3. 言語化の現場からで、研修の現場から見えた言葉の課題を知る
  4. 社内での研修を検討する場合は、研修プログラムと導入の流れを見る
タブレットで4つの力のレーダーチャートを確かめる若手社員

SELF CHECK

まずは、自分の言語化の傾向を知るところから。

16問・約3分の言語化力セルフチェックで、4つの力のバランスがわかります。結果に合わせて、取り組むとよいトレーニングをご案内します。

言語化力セルフチェックを受ける